025 熱の「超伝導」を目指して(熱輸送デバイスに関する研究)
見出し画像

025 熱の「超伝導」を目指して(熱輸送デバイスに関する研究)

画像1

【私の研究はこんな感じ】
 熱の「超伝導」を目指して研究をおこなっています。電気の超伝導は有名ですが、熱の伝わりやすさ(熱伝導率)は電気のそれと比較すると物質により大きな違いがありません。そこで、作動流体の相変化や振動流の熱輸送促進を利用して熱伝導率を疑似的に大きくする熱輸送デバイス(特に、自励振動ヒートパイプ)について研究しています。自励振動ヒートパイプは構造が単純ですが、生じる熱流動現象は複雑です。実用化を目指すべく、熱輸送機構解明を目的とした基礎研究(細管に形成される液膜に関する研究)から、性能向上を目的とした応用研究(相変化マイクロカプセルによる熱輸送促進・磁性流体によるパッシブ熱輸送)まで幅広く行っています。

【研究の困りごと・こんなことを教えてください】
 細管流路(直径 1 mm-2 mm)内壁に形成される薄液膜の厚さ (50 um-200 um) の空間分布を測定する技術を知りたいです。現在、高速度ビデオカメラにより取得した動画を(人力で)解析することにより、液膜の厚さを評価していますが限界を感じています。画像処理などを用いて、巧くできたらなあと思っています。
 加えて、細管流路内に形成される液柱を大振幅 (50 mm-100 mm) で振動させる技術について知りたいです。現在、作動流体として磁性流体を用いて磁場を印加することで液柱を動かしていますが、コイルを用いて印加することができる磁場の大きさには限界があり、十分な液柱振動振幅が得られるには至っていません。

【私はこんなことができます・こんな協力ができます】 
 熱輸送デバイスを用いた熱輸送促進、高速度ビデオカメラを用いた流動現象の観察、熱流動現象の理論的検討

【問い合わせ】
 神奈川大学研究支援部産官学連携推進課

ありがとうございます。
もっと、神奈川大学のことを知ってもらいたい。 たくさんの「人」が行き交い、新たな可能性が生まれる場に。