新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

「栄養学×人間工学」コロナ禍における異分野交流 ―地域の飲食店支援を目指して―


工学部経営工学科高野倉研究室のTさんから現在取り組み中のプロジェクトについての報告が届きました。最後にアンケートがありますので、ぜひご協力ください。


今年の6月中旬から私は、私の所属する神奈川大学工学部の高野倉研究室と、文教大学健康栄養学部の笠岡ゼミの3年生が中心となって行っている飲食店支援プロジェクトに参加している。
飲食店支援プロジェクトとは、茅ケ崎にあるレストランの協力のもと、コロナ禍においても顧客を集められるようなメニューを提案することによって、飲食店の経営を続けていけるよう支援を行うものだ。現在、共に活動しているのは1店舗のみだが、今回の成果をもとにプロジェクトの範囲を拡大していきたいと考えている。

〇プロジェクト発足のきっかけ

プロジェクトが発足したきっかけは新型コロナウイルス感染症の流行だった。首都圏、さらには全国への緊急事態宣言もあり、日本各地の飲食店が甚大な影響を受けていく中、笠岡ゼミは魅力的なテイクアウトメニューを開発することで、茅ヶ崎の飲食店を応援するという取り組みを始めたのだ。コロナ禍にある人びとへ、開発したメニューの魅力を伝えられれば、飲食店へさらに多くの人びとが来店していただけるだろう。

そこで、私が所属している人間工学を専門とする高野倉研究室が、ユーザー・エクスペリエンス(UX)の視点からプロジェクトをサポートすることになった。緊急事態宣言の解除もあり、テイクアウトメニューからイートインメニューにまで対象を広げて、プロジェクトを進めている。

ユーザー・エクスペリエンスとは、ユーザーが得る経験のことだ。今回は飲食店を訪れる顧客が、「おいしい料理を食べながら、リラックスした時間を過ごす体験ができること」を目標に取り組んでいる。
今回のプロジェクトで支援しているレストランは「地元産の食材を優先的に使い、栄養バランスに配慮した健康な体を作る」ための料理をコンセプトとして提供している。私たちもそのコンセプトに基づいた上で、来店していただける方を増やすことを目指している。

〇コロナ禍での活動

飲食店支援プロジェクトについて具体的な提案があったのは、今年の大学の講義が始まって1か月ほど経過したときのことだった。当時は緊急事態宣言の真っ只中ということもあり、私は何か鬱々とした気持ちを抱えながら過ごしていたように思う。本来であれば研究室の仲間や、自分が所属しているサークルの友人と顔を合わせて活動していたはずなのに。

何もできない、講義を受けること以外にすることがないという状況は、私にとって非常に苦しいものだった。そのような気持ちで毎日過ごしていたので、高野倉先生から提案をいただいた際には真っ先にとびついた。

自分でも人の役に立てる!

そう思ったため、断る理由はまったくなかった。

それから高野倉研究室に所属している有志のメンバーとともに、飲食店を支援するためにどうすればいいか考えることから始めた。高野倉先生とゼミのメンバーと会議を重ねた結果、まずはアンケートを取ることに。これから提案する新しいメニューに対して、顧客からどんな反応が返ってくるか、設定した客層のニーズは満たしているか、調べる必要があるからだ。

この結果がないと、来店してくださる方々によりよい良い体験を提供することはできない。各々で質問する対象や項目を考え、アンケートとしての完成度を高めていった。

〇栄養学×人間工学 初めての打ち合わせ

飲食店支援プロジェクトの発足から1か月経った7月15日、栄養学の視点からメニューを考案していただいている笠岡ゼミと、Zoomを使ったオンラインでの打ち合わせを行った。自分も授業の合間を縫って参加させていただき、少し緊張しながらも色々な意見を交換することができた。

笠岡ゼミで実際にメニューを考案された方に話を聞いてみると、メニュー1つ1つに新しいメニューを考えた理由と経緯があった。今思えば当たり前のことなのだが、高野倉研究室のメンバーだけでアンケートを考えているときには全く見えていなかったことだった。

そこでメニューが考案された理由と経緯を大切にしながらアンケートを作るという形にチェンジすることに。この初めての打ち合わせの後も、数回ほど連絡を重ねアンケートを完成させた。

〇今後について 

今後の活動としては、大学の講義で学んだ手法を用いてアンケートの分析を行い、もっと良いものにメニューを改善する必要がある。そして、協力して改善を重ねたメニューをレストランに提案する予定だ。

今回、飲食店支援プロジェクトに参加してみて感じたことは、オンラインで活動を進めていくことの難しさと、意見をくみ取ってまとめることの大変さだ。

講義やその他の活動がすべてオンラインになったことで、人と顔を合わせる機会が極端に減少した。今までであれば講義で顔を合わせた友人と「あれ、やらなきゃね」なんて会話を交わしたりして、一緒にリフレッシュに行ったり、その場で課題を進めることもあった。それが全て無くなったことで、他人と協力して何かを作成するのがとても大変になったように感じる。

また、いろんな人からいただいた意見を取り入れることに関しても、自分にとっては初めての経験ですごく難しかった。全員なにかしら考えていることはあって、それらの良いところを集めながら成功へ導く。そういう気持ちでプロジェクトに取り組んだ。その甲斐もあってか、何とかいい形にまとめることができ、納得できるアンケートを作ることができたと思う。

画像1


〇最後に…

もしよろしければ、私たちの作成した下記のアンケートにご協力のほどお願いいたします。実際のアンケート結果をもとに、より良いメニューを作ってまいります。
これからも応援のほどよろしくお願い致します。



ありがとうございます。
8
もっと、神奈川大学のことを知ってもらいたい。 たくさんの「人」が行き交い、新たな可能性が生まれる場に。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。