コロナ禍だからできること。「行本ゼミ×しずおか」学生視線で“地域の観光を元気にする”ワークショップ開催
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コロナ禍だからできること。「行本ゼミ×しずおか」学生視線で“地域の観光を元気にする”ワークショップ開催

神奈川大学ノート

経営学部 行本ゼミ 観光班の増田さんから、コロナ禍に取り組んだプロジェクトについての報告が届きました。「学生の目線で地域の観光を応援したい」そう考えて、動き出した学生たちの取り組みを紹介します。


〇コロナ禍だからこそ、コミュニティを広げたい

きっかけは新型コロナウイルスの感染拡大により、大学では講義が対面ではなくオンラインとなって、みんなでワイワイすることもできず学生たちのストレスが増大していたこと。私たちはこのことを大きな課題だと感じました。緊急事態宣言が解除されていた時期でもあり、旅行をキーワードにコミュニティを広げる場を提供したいと考え、観光に関するイベントの開催を模索しました。

地方の街の活性化を、首都圏にいる大学生の視点から何か提案できないだろうかと考えたわたしたちは、学生とタッグを組んで何かをしようとしている自治体や団体がないかと隈なく探しました。そして、静岡市にある「公益財団法人就職支援財団」にたどり着きました。同財団は、静岡県において若年者の就労の維持・改善を目的に事業を運営しており、学生に向けたワークショップを随時開催しています。私たちの思いとマッチしていると考え、自分たちに企画運営に協力してほしい旨を連絡しました。

公益財団法人就職支援財団
https://www.shushokuzaidan.or.jp/index.html

〇ワークショップ開催に向けて

“学生が地域観光を応援する”ワークショップのタイトルは、「首都圏学生のための 地域の観光を元気にするワークショップ」。

オンライン上で企画を話し合う
ワークショップ開催まで、企画計画の議論でかなり奮闘しました。コロナ禍ということもあり、就職支援財団、静岡商工会議所、静岡市役所の方々とは全てオンライン上で6回、協議を進めていきました。静岡に土地勘のなかった私たちは現地視察も行った点も踏まえ、学生の視点で商店街の活性化のヒントになればと考え、事前に調べた街の印象など報告しました。対面での話し合いとは違い、オンライン上でとなると、双方の意見が上手くまとまらず、当初はなかなか話し合いが進みませんでした。そもそもイベント開催すること自体、私たちには初めてのことで、どういった規模で、どのような企画を考えるのがベストなのか、どういった企画だと参加者に楽しんでもらえるかなど悩みはつきませんでした。

加えて、はじめは対面でのイベント開催を考えていたので、どういったコロナ対策を行えば、安心して参加してもらえるかなども検討していました。考えることは山積み。私たちメンバー同士でも話し合いを重ね、施策を練っていきました。

事前の静岡視察

おでん街

企画運営するからには、私たち自身が静岡市のことをもっと知る必要があります。フラットな視点で静岡市を見たい!と、日帰り視察をしてきました。「静岡=富士山、抹茶」というイメージが強かったのですが、おでん街や歴史的な建造物などの観光地、地域の人々の穏やかな雰囲気を味わうことができ、すぐに静岡ファンに。企画討論にもより力が入り、静岡市を想像しながら話し合いをすることができました。観光地以外にも商店街や市街地にも足を運び、午前中から午後にかけての通行者の年齢層に着目し、人通りなどを見てきました。静岡市に行ったことで、自分事として地域課題をとらえる第一歩となりました。

行本ゼミ内の協力
毎週ゼミの中で進捗状況を発表し、現段階でどういった施策を考えていったほうがいいのか、どこを修正したほうがいいのかなど、私たちメンバー3人以外のゼミ生や行本先生にアドバイスを頂いていました。また、施策を考えていた時期が、1学年下の学年のゼミ見学と重なっていたこともあり、ゼミの見学に来ていた後輩たちに、どういう施策だったら参加したくなるか、このイベントに参加してみたいかなど、率直な意見を聞くことが出来ました。参加対象を大学1,2年生としていたので、後輩からの意見も貴重でした。

〇いよいよワークショップ開催!

「地域の観光を元気にするワークショップ」
当初は対面型の予定でしたが、感染状況が落ち着かないので、急遽変更して、オンライン開催となりました。

開催日時▶ 2022年2月16日、17日、18日、21日、24日
      各13時~17時 ZOOMによるオンライン開催
内  容▶ 静岡市内の観光・レジャー関連企業に対して、訪問者数、
      販売数アップのための提案を行う。
【1日目】参加者同士の交流、マーケティングレクチャー、地域研究
【2日目】観光地&企業オンライン視察
【3・4日目】視察状況及び提案の取りまとめ/最終提案に向けた準備・練習
【5日目】観光地(企業)への最終提案、全体の振り返り

5日間、4~5人×4グループ、計22人の大学生が参加してくれました!(学生への授業内告知などを行い、神奈川大学の学生を含めた主に首都圏の学生、静岡出身学生も参加!)

ワークショップの内容は「静岡市の観光業を学生の力で盛り上げよう」というもの。2企業(土産物店、スポーツツーリズムを主とする観光業)が協力してくださり、企業の抱える課題を提示してもらい、学生から解決施策を考えてもらいました。ワークショップの大部分はチームごとの話し合いでした。静岡市や企業について調べ、事例比較などもしながら模索していました。学生間の交流やレベルの高い討論がなされました。各協力団体が求めている効果がそれぞれ異なるため、それに合わせて提案することに苦心している様子した。スポーツツーリズムを主とする観光業についてはその場で出た学生視点のアイディアをもとにリーフレットを作成し、集客につながるように活用するとの返答がありました。

参加した学生たちからは、「静岡市への理解が深まり、首都圏から行きやすい観光地としてぜひ訪ねたい」という意見も出て、当初の目的が達成できた!と感じました。

行本ゼミ観光班の感想

多くの方と共にイベントの実施に向けて活動できたことは大きな経験となった。イベントの実施は当初対面で行う予定だったが、現在のコロナウイルスの状況からオンラインとなってしまったことは、残念であったが無事に実施できたことで当初の目標を果たすことができて良かった。(杉山)

静岡市の方々と協力して、こういったイベント開催に携われたことは、自分にとってもチームにとってもかなりいい経験になったのではないかと思う。各協力団体に求められていたメリットと、学生へのメリット、どちらも含めた提案を考えることにかなり苦戦したが、イベントは無事開催できて本当によかった。(島袋)

静岡市から開催費用を負担してもらうため、 両者のメリットを踏まえた折衷案を考えることに苦戦した。コロナ禍で制限が多く、企画討論についてもオンラインで、中々気持ちや真意が伝わらず詰まることも多々あったが、イベント開催が決まり、学生からの募集もクリアでき、意味のあるものだったのだと思えた。開催に向けて、企画することの大変さや協力企業の助けの大切さを実感した。快く開催を受け入れて頂いた関係者には感謝の気持ちでいっぱい。(増田)


○夏に向けて、宿泊型をWSしたい !!!

はじめてのイベントをやり遂げた私たちは、2022年夏に向けて就活の不安、困りごと、学生生活のストレスなど抱えている学生に対して宿泊型のWSを開催したいと考えています。今回経験した企画運営のノウハウを活かし、発展的に活動していく予定です。


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