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プロを目指す学生の"危機"を救う、オンラインでの新たなスカウトの取り組み~サッカー部とOBとの「繋がり」

神奈川大学サッカー部は、フットボーラーとしてサッカーの技術の成長はもちろんですが、それ以上に一人の人間としての人間性の成長も求めて活動しています。また、どんな状況でも一生懸命に取り組み、その状況を前向きに捉えて、今できることを実施しています。
そんな私達が常日頃から大切にしていることが“繋がり”。
サッカーでの繋がりはもちろんですが、学校や地域、人との繋がり、本学サッカー部OBとの繋がりも大切にしています。
全3回の連載の初回は、本学サッカー部とOBとの繋がりがもたらした「新たな取り組み」について紹介します。

プロ志望の4年生に危機!?

現在、新型コロナウイルスの影響により、サッカーだけでなく数多く学生スポーツの大会やリーグの中止が決定され、学生達の将来につながる“活躍の場”が失われています。

サッカーに関していえば、多くの学生が目指すJリーグは、プロ野球のようなドラフト制度がありません。入団テスト(セレクション)などの方法もありますが、高校や大学でのプレーがスカウトの目に止まり、声がかかることで、プロサッカー選手への道が拓けます。
スカウトは、大きな大会・リーグを視察する中で活躍する選手を見つけているため、プロを目指す学生達にとっては、大会等が中止になるとプロへの道へ進むチャンスを逃してしまうことになるのです。

本学サッカー部でも、4年生の多くが卒業後はプロの選手としてクラブチームへの所属を志望していますが、この状況で4月からのリーグ戦が延期になったり、プロチームの練習に参加できなかったりと、例年に比べて自分の活躍をアピールする場が奪われてしまうという"危機"に陥りました。

そんな中、ネットを介して選手とクラブチームを繋げる、ある「取り組み」が始まりました。

OBとの“繋がり”がもたらした危機的状況を救う「新たな取り組み」とは

その取り組みを行っているのが、サッカー情報を配信しているメディア『REIBOLA(レイボーラ)』。
そのサイト内の『選手名鑑/REIBOLA EYE』という企画では、選手自身が自分のプロフィールを登録して、写真や動画を通して自分のプレーをアピールすることができます。
その映像を閲覧したクラブやチームから選手に連絡することが出来る仕組みで、J1~J3まで計12クラブが閲覧しています。

このオンラインで始まった新たなスカウトの仕組みを作った『REIBOLA』編集長を務めるのが本学サッカー部OBである石神直哉さんです。

石神さんは、2006年に神奈川大学経済学部を卒業し、鹿島アントラーズへ入団。その後、セレッソ大阪、湘南ベルマーレ、大分トリニータなどのクラブでプレーし、2020年よりFCティアモ枚方への加入と同時にREIBORA編集長に就任しました。

学生からの声

今回、実際に『REIBORA EYE』を使用してチャンスに繋げようとしている本学サッカー部4年生の中から代表して2人に話を聞きました。

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左:加藤 大育さん(4年) 右:久野 龍心さん(4年)

<加藤 大育さん・4年>
プロサッカー選手を目指している中で、本来あるはずの公式戦が中止になりアピールする場所がなく困っている時、本学サッカー部OBの方がREIBORA EYEというものをやっていると聞き、すぐに登録をしました。この取り組みのおかげで、アピールする場が0から1になり抱えていた不安や悩みが少し解消されました。
この状況に文句を言って何も行動しない人か、今できることを実施し前向きに行動していく人に分かれると思います。
我々サッカー部では、日頃からサッカー選手としての技術はもちろん人間性の部分で成長を求められます。そのため、できることがあったらまずトライしてみることを心掛けて行動しています。

<久野 龍心さん・4年>
今年はこのような状況で、リーグ戦が延期になったり、総理大臣杯が中止になったりと、進路の事を考えた時に、焦りや不安がありました。そんな中、REIBORAを通して、関係者の方々に私自身のプレーを見て頂ける機会があるというのは非常に有難い事だと思いました。
約3ヶ月間の自粛期間で将来の方向性を考え、思い悩んだ事もあったが、今1度私自身の夢を再確認する事ができました。これまで支えてくれた多くの方々に感謝の気持ちを忘れず、神奈川大学サッカー部のスローガンでもある【一生懸命を楽しむ】を胸に刻み、私自身の幼い頃からの夢を実現させるために精進したいと思います。

集合写真(加工)

常日頃から大切にしている“繋がり”

今回、私達のOBがもたらしてくれたチャンスを通して、改めて周囲との強い「繋がり」を感じました。特に今回は、コロナ禍で、人との直接的な関わりが制限されている中で、オンラインを通して身近な人だけではなく、遠く離れた様々なところにも繋がっていることを実感しました。

本学サッカー部は、これまでに経験したことのない状況でも、繋がりを大切にし、前向きに今できる最大限の行動を実施しています。今回紹介をした活動を始め、サッカーに関係ある・なしを問わず、様々な形での地域貢献や社会貢献を精力的に取り組んでおります。
今後も一生懸命を楽しみながら、様々な繋がりを大切にし、活動していきます。


ありがとうございます。
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もっと、神奈川大学のことを知ってもらいたい。 たくさんの「人」が行き交い、新たな可能性が生まれる場に。
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