学問への誘い

19
予期せぬ出会いへの扉|近江美保

予期せぬ出会いへの扉|近江美保

近江 美保 法学部教授・国際法 月並みな言い方ですが、入学とは新しい環境との出会いだといえます。 新しい環境といっても、入社や単なる転居と違うのは、入学には、新しい環境で何か新しいことを学ぶという目的があることです。 知らない環境に足を踏み入れることで、緊張したり、わからないことが多くていやだなと思う反面、こういうことを学んで、将来はこういう自分になりたいという期待も入学にはつきものです。 また、入学という扉の先にある新しい環境では、想像もしていなかった予期せぬ経験と出会

7
考えを深め、理解を高める力を持ち、人と協働する|上田渉

考えを深め、理解を高める力を持ち、人と協働する|上田渉

上田 渉 工学部教授・触媒物質化学 今の学生は勉強が大変だ。今時の学生の学力がどうの、こうのと言っているのではない。 学ぶことがどんどん増え、十分に追いつけなくなっている状況を言っている。むしろ多くの学生は科学の最先端からどんどん取り残されつつある。 しかし、これは至極当然のことで、広い意味での科学(学問)は自ら進展する特性をもつため、日々新しい領域が生み出され、それに伴って学術と技術がどんどん発展し、広がり、高度化するためである。 したがって、学生に限らず、大学教授も

14